秋田の医療と看護師求人の現状

サイトタイトル

このカテゴリーでは、さまざまな問題を抱える秋田県の医療の現状について解説します。

がん死亡率全国1位…秋田の医療の現状

秋田の医療現状を知る現状、世間では秋田県の医療はレベルが低いと考えられているようです。

これは、がん死亡率が人口10万人あたり377.1人と全国ワーストであったり、がん診療拠点病院が存在しない時期が長かったことが理由。

しかし、21世紀の医療を守る会の福田光之理事によれば、秋田県のがん医療には、にわかに信じがたい裏事情が潜んでいるようなのです。

今から10年以上前の事になりますが、2001年に厚生労働省の主導で全国でがん診療拠点病院の募集が行われました。しかし当時は、秋田県庁の方針に従い県内病院は積極的に拠点病院申請を行わなかったのだとか。

国立がんセンターなぜならば、がん診療拠点病院に認定されたからといって、いきなり完璧な設備が整うわけではないからです。

むしろ、認定されることで「あの病院は国立がんセンターみたいな病院に違いない!」と誤解されるほうがマイナスだと判断したわけです。

これ自体は賢明な判断だったと思います。がん診療拠点病院という単語が普及していない段階で安易に認定を受けても誤解を生むだけですから。

しかし、2007年になって秋田県は方針を変更。がん診療拠点病院の認定を受けたほうが良いと考えられるレベルまで制度が普及してきたことから、13病院を推薦したのです。そのうち2病院は条件を完全に満たしており、秋田県にがん診療拠点病院が誕生するのは確実と思われました。

…しかし“がん死亡率が高いのを気にして強引に13病院も申請してきた”という風に悪く取られてしまい、なんと13病院すべて却下となったのです。

今でこそ8病院が認定を受けていますが、これほどの紆余曲折を経た末のことだったのです。

このような状況を知っても、まだ秋田の医療レベルが低いと感じるでしょうか?がん診療拠点病院に限らず、認定制度には政治的な問題も絡んできます。認定数が少ないからといって、一概に医療レベルが低いと言えるものではないのです。

秋田の健康事情を分析

がん死亡率が高いとされている秋田県。実際にデータを見ても、罹患率・死亡率ともに全国ワーストです…。そんな秋田の現状を詳細に分析してみました。

秋田の健康事情について

秋田の自殺率、その現状とは

秋田県は自殺率についても47都道府県のワーストを記録しています。この現状を解決するために医療従事者として何が出来るのか?自殺という問題の根本も含めて考えてみましょう。

秋田の深刻な自殺率について

人口減少…秋田県の少子高齢化

少子高齢化が全国でもっとも進んでしまっている秋田。医療過疎地を増やす原因にもなっている人口減少について考察していきたいと思います。現状を打破する手段はあるのでしょうか?

秋田の人口減少問題について

秋田県の看護師不足について考える

日本全国どこでも看護師不足が続いていますが、秋田は特に深刻な状態です。秋田県で看護師として医療に従事する意味を考える上でも、人材不足がどれほど進んでいるのか知っておく価値はあるでしょう。

へき地医療の実際は?

医療過疎が進んでいる地域について語る時、何かと出てくる言葉がへき地医療。こちらでは、へき地医療の現状について細かく説明させて頂きたいと思います。